恋病には気をつけて
いれちゃったっ!ドキドキした。
誰かに見られてないよね?
あとは、待つだけ。待つだけ。

たったったっ
足音がする。
きたっ!
靴箱が開く音がした。
みてくれてるかな?
そーっとばれないように見ようとした時、
ガンっ
変なとこ踏んで音なっちゃった。
やばいっ!
逃げようとしても逃げれない。
なぜか足が動かない。
「誰かいる?」
そうやって、新崎くんが近づいてきてる。
「あっ、、湯崎、、」
「、、、。、し、新、崎、くん。」
はずかしい。
顔、真っ赤だ。
「あのさ、この手紙、ほんとに湯崎がかきいてくれたの?」
コクリ。
うなずいた。
「やべ。うれしすぎる。湯崎が俺のことすきだなんて。嫌われてると思ったから。」
誤解をとかなきゃっ!
「あのときはごめんなさい。新崎くんのことが好きで、目、合わせるのが恥ずかしくて、できなかったの、、。」
「うれしい、、今から、大事なこというから、目、絶対合わせて。」
「う、うん。でも、顔赤いからあまりみないで。」
「俺も赤いから。お互い様。」
そーっと目を合わせると、
「やっと、合わせたくれた。湯崎、、俺も湯崎のことが好きだ。俺と付き合ってください。」
「えっ、、?ほんとに?幻聴じゃなくて?」
「ほんとだよ。湯崎に会ったときから、俺は好きだった。」
「私も。気づいてなかったけど、好きだったと思う。」
「ほんとかっ?!」
「うん。」
「で、さっきの質問答えて欲しいんだけど、、」
「え?」
「俺と付き合ってください」
っっ。そんなの答え決まってるよ。
「はい。」
「好きだ。」
そういって、前とはちがう、甘い甘いキスをした。溶けるように甘いキスを。
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