音を紡ぐ
「「「「おぉーーー!!!」」」」


「斗季良かったな!!」


昴と樹哉が斗季の背中をバシバシ叩く。


「うるさいな!///// でも、良かった。俺も嬉しいよ。」


「うん。私も楽しみだよ!どこに行こっか?」


「んーーー?あっ、俺に任せて!!絶対楽しめるプラン作るから!!」


「えっ!?斗季君そんなこと言って失敗するとちゃうん?」


樹哉の言葉にみんながうなづく。


「なっ!?大丈夫だって!!有紗!それでいい?」


「うん。いいよ。楽しみにしてるね!」


そしてデートは今週の土曜日に決まった。


服をあんまり持っていない私は朱里に貸してもらうことにした。


「はい、これが服ねー。この中から気に入ったの着て行ってね。」


「ありがとうー!!どれも可愛い!でも、朱里っぽくはないよね?」


「うん。大体が私のお姉ちゃんのだから。私とは全く好み違うんだよ。」


朱里はどっちかっていうと大人っぽい服をよく着る。


ワンピースとか、スカートを履いてるのはあんまり見たことないかも。


「たまに朱里もこういうの着てみたら?スカートとか。」


「やっぱりそう思う?自分でもね、女の子っぽくしてみたいなって思うんだけど似合わない気がして。・・・・・昴は何も言わないけど、スカートの方がいいとか思うかな?」


やだ、朱里が女の子の顔してるーー!!!

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