音を紡ぐ
「有紗ーー!!なんてこと言うのーーー。」


「ほら、朱里見せてよ。」


そう言って昴がカーテンを開ける。


朱里の顔が真っ赤になると、昴の顔も赤くなった。


こんな昴初めて見るかも。


いつもはちょっと大人っぽい感じでみんなのこと見てるのに。


「・・・・・・ほら、変でしょ?/////」


「・・・ううん。似合ってる。か、可愛いよ。制服以外でスカート見るの初めてだし/////」


2人とも照れちゃって可愛いから写真撮っておこう!!


「ほら、2人ともそこに並んで!!」


2人がこっちを向いた瞬間にカメラで撮る。


「「有紗!!」」


「いいじゃん!!ほら、行ってきな!!楽しんでね。」


そう言って2人を扉の方に向かわせる。


すると入口の前で止まって2人が顔を見合わせる。


「「有紗も、楽しんできてね!!」」


「っ!!ふふっ、ありがとう!!楽しんでくるね!」


そう言って笑うと2人は手を繋いで歩いて行った。
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