音を紡ぐ
「樹哉!話してくれてありがとう。またなんかあったら、相談乗るね。」


そう言うと樹哉はニコッと笑った。


またパーティーは始まって、みんなで騒ぎながら楽しんだ。


すると突然朱里が立ち上がって椅子の上に立つ。


「今からプレゼント大会します!!みんな準備できてるよね?」


「え!?私何も準備してないよ!」


「有紗は今日の主役だもん。いいんだよ!!じゃあ私から有紗に。はい、お揃いのバレッタだよ!」


受け取ったバレッタはピンクゴールドの花柄のバレッタ。


私は早速髪につけた。


「うん。似合ってるよ!!」


「朱里ありがとうー!!」


「いいえ!それから、斗季にはこれ。黒のピックね。それと、樹哉にはピアス!!昴は明日ね!!」


「ありがとう、朱里!!黒のピック昨日壊れちゃったから、マジ嬉しい!!」


「朱里ありがとなー!ピアスの穴開けようとしてたとこやねん。」


斗季も樹哉も嬉しそう。


昴は明日って言ってたけど何あげるのかな?

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