音を紡ぐ
「んで、斗季にはギターストラップ。しかも海外の限定デザイン。」


「マジ!?!?昴マジ最高!!ありがとう!!」


「朱里には・・・・・・・明日な。」


「なんや、気になるなー。でも、本当に凄いわ!こんなに豪華なもんばっかり。」


本当にそう思うよ。


全部限定デザインとかアンティークものばっかり。


「じゃあ次は斗季!!ラストだからねー!」


「はーい。昴と樹哉にはこれ!!新しいライブ衣装!!どう?かっこよくない?」


2人が包装を破ると、中から黒のロゴが入ったパーカーが出てきた。


樹哉のロゴは紫で、昴のロゴは青。


「「かっけーー!!ありがとう!!」」


「でしょ!!んで、朱里にはペアチケット。遊園地のね。昴と行ってきたら?」


「斗季ありがとう!!凄く嬉しい!!」


「そして有紗にはこれ。」


そう言って渡されたのは細長い箱。


中を開けると中から鳥の形をしたネックレスが出てきた。


「かわいい・・・・・・ありがとう!!」


「付けてあげるから後ろ向いて。」


後ろを向くと首元に小鳥が揺れた。


「はい。いいよ。」


「似合ってるよ!有紗。」


朱里がそう言うとみんな頷いてくれた。


「よし!これで全部終わりだね!!楽しかったし、嬉しかったなー。」

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