音を紡ぐ
そう言ってパンフレットを見せる。


「あっ、そうだった!俺のパンフレットそのままあげたんだ。」


「でも印ついてて良かった。とっても感動した!」


そう言うと斗季君は笑ってありがとうと言った。


「なんか、名前ちゃんつけんのめんどくさいから呼び捨てでいい?」


「いいよ!じゃあ私もそうする。」


「うん。・・・・有紗!」


「斗季!・・・・・なんか、恥ずかしい/////」


「お待たせしましたー。オレンジジュースとコーラ、ハンバーガーね。ごゆっくりどーぞ!」


朱里が運んできたオレンジジュースを飲む。


朱里の方を見ると昴君と楽しそうに話して私も嬉しくなった。

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