音を紡ぐ
「皆、有紗の友達だよ。だから、楽しいことも面白いことことも一緒に盛り上がんなきゃ!それと、辛い事があったら皆相談に乗ってくれるし助けてくれる。友達ってそういうもんじゃん?あっ!でも親友の座は譲らないよ!」


そう言って朱里はにっこり笑う。


「ありがとう、朱里っ!斗季、樹哉、昴!改めて、よろしくね!」


泣きながら言うと、皆笑いながらこちらこそって言ってくれた。


斗季も楽しそうに笑ってる。


今までで1番幸せな時間だなと思った。


私のことを心配して、笑わせてくれて、真剣になってくれる。


出会った期間なんて関係ない。

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