音を紡ぐ
「あっ、そうだ!」
朱里が突然そう言って私の腕を引く。
「有紗、この際、皆に病気のこと話してみたらどうかな?・・・・皆ならきっと普通に受け止めてくれると思うよ。病気のこと話しても、変わりなく接してくれると思う。」
「・・・・・うん。私も、そう思う。」
そう言って私はみんなの方を向いて話した。
「皆に言っておきたいことがあるの。・・・・私は、心臓の病気で入院してます。運動したりして、激しい動きをすると喘息になって倒れちゃったりする。・・・今は治療方がなくて、薬を毎日飲んでる。でも、歩くこととか、外に出るのには別に問題ないの。・・・・・こんなめんどくさいわたしですが、よろしくお願いします。」
そう言って頭を下げる。
すると、頭をぽんぽんと撫でられて私は顔をあげる。
「話してくれてありがとう。でも、有紗が何の病気でも関係ないよ。有紗は有紗でしょ?」
頭を撫でながら斗季が言う。
「せやで!それに有紗何回よろしくっていうねん!」
「大丈夫だよ。何も病気のせいで関係が壊れるわけじゃないんだから。」
樹哉と昴も微笑んで言ってくれた。
朱里が突然そう言って私の腕を引く。
「有紗、この際、皆に病気のこと話してみたらどうかな?・・・・皆ならきっと普通に受け止めてくれると思うよ。病気のこと話しても、変わりなく接してくれると思う。」
「・・・・・うん。私も、そう思う。」
そう言って私はみんなの方を向いて話した。
「皆に言っておきたいことがあるの。・・・・私は、心臓の病気で入院してます。運動したりして、激しい動きをすると喘息になって倒れちゃったりする。・・・今は治療方がなくて、薬を毎日飲んでる。でも、歩くこととか、外に出るのには別に問題ないの。・・・・・こんなめんどくさいわたしですが、よろしくお願いします。」
そう言って頭を下げる。
すると、頭をぽんぽんと撫でられて私は顔をあげる。
「話してくれてありがとう。でも、有紗が何の病気でも関係ないよ。有紗は有紗でしょ?」
頭を撫でながら斗季が言う。
「せやで!それに有紗何回よろしくっていうねん!」
「大丈夫だよ。何も病気のせいで関係が壊れるわけじゃないんだから。」
樹哉と昴も微笑んで言ってくれた。