音を紡ぐ
「とりあえず、皆楽しめて良かったね!私も楽しかったし!」


「うん!!有紗具合悪くない?大丈夫?」


「うん。大丈夫!なんか、お腹減ったから何か食べたい。」


私がそう言うとみんなで出店が並んでる所へ向かう。


「うわーー!人がぎょうさんおるで!!これは先に座るところ決めた方がいいんとちゃうか?」


「そうだね。あっ!あそこ空いてるよ!」


「じゃあ、朱里と有紗はそこで待ってて。俺達で買ってくるから。」


そう昴が言うと、3人は歩いて行ってしまった。


「なんか、今のかっこよかったんじゃない?朱里!」


そう言うと、朱里は顔を赤くしてそうだねって呟いた。


「いいね!なんか、前よりも恋人感で出来てるよ!」


「そうかなー。っていうか、有紗はどうなの?好きな人、いない?」

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