音を紡ぐ
一瞬のこと 斗季side
俺が有紗に出会ったのは本当に偶然だと思う。
もし病院に来てなかったら、迷わなかったら、出会っていないんだから。
その時俺は軽音部のライブで足を捻って捻挫したのを診てもらうために病院に来ていた。
でも全然どこに何があるか分かんなくて、いつの間にか入院している人がいるフロアに来ていたらしい。
あぁーー!この病院広すぎだろ!?
そう思っていると突然後ろから聞こえた声。
それが有紗だった。
肩まである綺麗な黒髪にすらっとした手足。
一目惚れだった。
俺はどうにかして接点が欲しかった。
でも初対面の人に連続先聞くのはちょっとと思って、咄嗟に文化祭のパンフレットを渡した。
診察を終えて改めて考えると、来てくれるかどうかなんて分かんないよなって思った。
もし病院に来てなかったら、迷わなかったら、出会っていないんだから。
その時俺は軽音部のライブで足を捻って捻挫したのを診てもらうために病院に来ていた。
でも全然どこに何があるか分かんなくて、いつの間にか入院している人がいるフロアに来ていたらしい。
あぁーー!この病院広すぎだろ!?
そう思っていると突然後ろから聞こえた声。
それが有紗だった。
肩まである綺麗な黒髪にすらっとした手足。
一目惚れだった。
俺はどうにかして接点が欲しかった。
でも初対面の人に連続先聞くのはちょっとと思って、咄嗟に文化祭のパンフレットを渡した。
診察を終えて改めて考えると、来てくれるかどうかなんて分かんないよなって思った。