音を紡ぐ
「・・・・・・・あのね、朱里。確認してみたいことがあるの。だから質問に答えてもらっていい?」
「えっ、もちろん。なんでもどうぞ。」
「じゃあ・・・・・・・・・・恋ってどういうの?」
「ブッ!!はい!?なんだってーーー!?」
朱里が驚いてお茶を吹き出してしまった。
「ちょっと、聞きたいなって。それが分かったら、好きな人かどうか分かる気がするの。・・・・・・だって、今までそんな人と無縁だったし。」
「・・・・・・本当に有紗はどっか抜けてるっていうか、天然というか。まぁ、そこもいい意味で捉えれば真面目ってことなんだけど。・・・・よし!いいよ。教えてあげる。」
そう言うと朱里は咳払いを一つして姿勢を正した。
そんな朱里にちょっと緊張してしまう。
「私の場合の恋を話すね。ほかの人はどうかわからないから。恋っていうのは、好きな人を見ると嬉しくなったり、楽しくてずっとこのまま時間が止まればいいって思うの。でも、その人に冷たい態度とられると不安で心配で泣きたくなったりする。でも、急に元に戻ってさっきまで悩んでたことがどうでもよく感じる。何度も傷つくのに、嫌じゃないんだ。その人を振り向かせたいって一心で頑張っちゃう。・・・・・・そんな感じかな。」
「えっ、もちろん。なんでもどうぞ。」
「じゃあ・・・・・・・・・・恋ってどういうの?」
「ブッ!!はい!?なんだってーーー!?」
朱里が驚いてお茶を吹き出してしまった。
「ちょっと、聞きたいなって。それが分かったら、好きな人かどうか分かる気がするの。・・・・・・だって、今までそんな人と無縁だったし。」
「・・・・・・本当に有紗はどっか抜けてるっていうか、天然というか。まぁ、そこもいい意味で捉えれば真面目ってことなんだけど。・・・・よし!いいよ。教えてあげる。」
そう言うと朱里は咳払いを一つして姿勢を正した。
そんな朱里にちょっと緊張してしまう。
「私の場合の恋を話すね。ほかの人はどうかわからないから。恋っていうのは、好きな人を見ると嬉しくなったり、楽しくてずっとこのまま時間が止まればいいって思うの。でも、その人に冷たい態度とられると不安で心配で泣きたくなったりする。でも、急に元に戻ってさっきまで悩んでたことがどうでもよく感じる。何度も傷つくのに、嫌じゃないんだ。その人を振り向かせたいって一心で頑張っちゃう。・・・・・・そんな感じかな。」