僕のトライアングル 君のトライアングル
「...ふぁい...?」
目をこすりながら、顔を上げて辺りを見回すと、クラスメイトの視線が僕に向いていた。
「音峰君また寝たの?」
「相変わらずだな〜、雅樹は」
「雅樹、お前ちゃんと家で睡眠取ってんのか?」
「授業中に寝るなんて...ありえないわよ、音峰!」
クラスメイトの皆は僕のことを笑ったり、驚いたり。
でも、そんなの気にしない。
自分は自分、他人は他人なんだから_____
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