甘い罠
「じゃ、勉強するかー」


「そうだな、遥もくる?」


『んー・・勉強お断り!』


「そっか・・・」


「残念だったな圭」



むうっと顔をしかめる圭


『あとで何か持っていくからさ、勉強頑張ってね圭』


「おう!」


さっきのしかめっ面と打って変わって

にこにこしながらおにいちゃんの部屋に行った






まったく


精神年齢ならあたしのほうが年上だな!





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