甘い罠
行きつけのコーヒーショップに行く


家からも結構近いの


もちろんコーヒーはマスターおすすめのものを買う



毎回ちょっとちがうのにしてもらうんだ




「今日はどんなのがいい?」


『アイスでも、カフェオレにしてもおいしいのを』


「はいよ」



マスターはコーヒー豆を取り出して挽いてくれる



『マスターは花火見た?』


「少しだけ。お客さんと一緒にね」


『ふーん』


「さ、できたよ」


お金を払って、袋をもらう


『また来るねー』


「どーぞ」





ちょっと小走りで家に向かう



あれ?


車が止まってる・・・
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