甘い罠
「俺もヘブでバイトしようかな」 


ヘブというのはcafe・heavenの愛称


名前長いからね



『え?!でも、圭の家の手伝いは?』


「んー?俺いなくても大丈夫だと思うよ?だってバイト雇ったから」


へぇ

おじさんったらいつの間に!


まだ会ったことないなぁ


どんな人だろう?




『じゃあ、マスターに頼んでみよう!』


「おぅ!でも俺、何ができるかな・・・?」


『うーん・・・お兄ちゃんとパティシエ?」


圭もお菓子作りはすごくうまい


小さいころからずっとおじさんから教わってたもんね




「それもいいけどねー。遥と一緒にオーダーがいいな♪」


『んな?!』



なんかもー


リズム崩されまくってるなぁ・・あたし


困ったぁ



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