お手伝いさんは若の恋人
人の声ががやがやと聞こえる部屋につくと秋さんが「失礼します。」と挨拶し中へ入る。

私も頭を下げ中に入ると人相の悪い人強面の顔の人みんな私を見てひそひそ話してる。

こ、怖いよー。秋さんはお前の座る場所俺の横にしろと座らせられた。それを見た圭吾さんがみんな座ったなと話だし明日からお手伝いさんとして働く本村萌さんだと皆さんに紹介してくれた。

圭吾さんから一言挨拶してと言われ

頑張って大きな声で「た、只今ご紹介にあずかりました本村、本村萌です。18歳です。よろしくお願いします。と頭を下げると」一瞬横の秋さんや圭吾さんは噴出して笑い出したが皆よろしくと声をかけてくれた。

とっても嬉しかった。その挨拶が終わると圭吾さんの号令で
皆さんもいただきますと挨拶してご飯を食べ始めた。

ほうれんそうのお浸しがあり一口食べると美味しい。
秋さんにこれだれが作ったんですか?と聞くとお手伝いさんが辞めてる間は本家にいる姐さんだよと教えてくれた。

秋さんはお前お浸しで味がわかんのかよと聞かれたのでゆで加減なんか最高じゃないですか?と答えると…確かにと秋さんは言った。

肉じゃがもおいしい、手が止まらずパクパク食べてると秋さんがお前よく食うなと笑ってた。
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