お手伝いさんは若の恋人
私が一生懸命食べていると秋さんが「萌」と呼ぶので振り向くと

お箸の先に刺さっていたジャガイモが私の口の中に押し込まれる

やっぱりおいしい・・・・って何するんですか?

と秋さんに文句言うと・・秋さんは笑いながらお前おいしそうに食べるし足りそうにないから俺のやるよ・・と言って口にまた人参を押し込んだ。

いきなり口に入れるの止めてくださいというとお前面白いじゃんと笑いながら今度はいんげんを・・・・私は急いで口を閉じようとしたが秋さんはどんどん押し込んでくる。

私はご馳走様でしたとお茶碗を片付けて台所へ向かった。

そこに綺麗な女の人が・・・・あなた萌ちゃんと声をかけられた。

ハイと答えた。

私は圭吾のお母さんですと言われ、ご挨拶をしてこういった。

初めまして、本村萌です。明日からお手伝いをさせていただきますどうかよろしくお願いしますと頭を下げあの・・・今日のほうれん草のお浸しも肉じゃがも最高でしたと伝えた。
すると
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