お手伝いさんは若の恋人
朝五時に起き、身支度を整えて台所へ
すると3人の組員の方がいらっしゃって、
初めまして本村萌です。今日からお世話になりますと挨拶すると
皆驚いた顔をしていたが、安藤智也です。霧島祐です。権藤宗光です。と挨拶してくれ俺らいつも、智、祐、宗と呼ばれてるからそう呼んでと智君が言ってくれた。
俺らも、萌って呼ぶからと言い私達はさっそく朝食の準備を始めた。
お前挨拶できるんだな?と不思議なことを言われた。

何で??と聞くと今度は祐君が今までのお手伝いさん俺たちより
後に起きてきてほぼ出来上がってから来てさあ自分がやりましたって顔をしてたし香水がくさくてさあ爪なんかすげえ付け爪だったしなあというと今度は宗君があいつら若と秋さんと丸山さん狙いだったもんなと話し始めた。
だから昨日ビックリしたんだよなあ~
お前に肉じゃが食べさせてたしあんな秋さん見たことねえよ。
すげえ優しい目をしてた。
昔なら秋さんの横に座る家政婦なんていなかったしなあ・・その前に秋さんからどなられて泣かされて寄り付けなかったよなあという3人・・・・あの…あれ見てて優しいっていう皆さんの目がおかしいと思いますというと。。。。なんでと3人は聞いてきた。
だってあれどう見ても肉じゃが押し込まれてたんだよ…しかも無理やり。。。。あれで優しいって意味がちょっと分かりません・というと萌は子供だなあと3人は笑った。・・・もう話すのも面倒になり一生懸命大量のお米を洗うのにに集中した。
智君が「お前とろそうなのに結構料理の手際良いんだなやっとまともなやつが入ってきたと」智君たちは喜んでくれた。
前のやつなんか米に洗剤を入れて洗ってたしな・・・・米洗っただけで料理がうまいなんて言われる私って・・・今までどんな人がいたんだろう・・・・普通にやってるだけなんだけど…
祐くんが萌今日のみそ汁の具は豆腐と揚げとネギ入れるからと言われたので私はネギを刻みはじめた。
三人は私にいろいろ教えてくれた。
3人とも高校時代は暴走族のトップで仲間だったらしい。圭吾さんに憧れて山下組に入ったと皆手を動かしながらどんどん朝食は出来上がっていく。3人と年も同い年なのでなんかうれしかった。

そこに丸山さんから3人の誰でもいいから若を起こしてきてくれと頼まれたが3人とも顔をひきつったまま顔を見合わせていた。

誰が行く?じゃんけんか?と話していたので私が行こうか?

というと驚いた顔をして萌お前若の寝相の悪いの知らないだろ?
殴られでもしたら大変だから俺が行くと智君が行こうとしたが
私新人だし、3人の一人が抜けちゃうと大変だろうから私が行くねと言って台所を出た。3人は悪いなと心配そうだったが大丈夫言って私はその場を離れると智君たちは朝ごはんの準備を始めた。
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