信じてみませんか？？

罵倒

そうこうしている間に皆んなが登校する時間になっていて少しずつクラスに人が入ってきた。




皆んな、私を見て一度驚いてから席に着く。



女子は颯斗たちを見てから私を睨んでくる。




そんな空気に耐えられなくなって私は教室を出たくなった






「……私、屋上行ってくる。」






颯「俺も行く。」




蒼「僕もー」





彼「……ここ嫌だ。」




陵「では、行きましょうか。
圭介、行きますよ。」





圭「あぁ。」





私たちは教室を出ようとした瞬間、誰かに足をひっかけられた。





杖をついてる私は体勢を崩して派手に転んだ。








「っ、痛！」






颯「綾奈！！
大丈夫か⁉︎」






「大丈夫……」





私は颯斗に手を借りて起き上がろうとしたけど足をひねったのかまた転びそうになった。





颯「おっと、今度は守れたな。

綾奈、足痛いか？」





「……少しだけ。」