信じてみませんか??
綾「悠里がこの家で出て行くなら私も出る。
私は悠里と離れたくない。
それに、なんと言われようが私は財閥を継ぐ気はありませんから。」




「綾奈は財閥継いで。
私は明日くらいにここを出るよ。
父様の言うことは守らないと、ね?」





本当は悔しかった。



本来は私が財閥を継ぐはずだった。


だけど、私には向いてなかったからいつしか両親は綾奈に期待するようになった。


だから、私はどうでもいい存在。





綾「悠里はそれでいいの?」




「……ぃいよ。
私頑張るね‼︎
頑張って喧嘩強くなるね‼︎
じゃあ、荷造りあるからまたね‼︎」





綾「悠里‼︎」




綾奈の声が聞こえたけど立ち止まらずに部屋まで走った。











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