信じてみませんか??
悠里をいなかったことにしてる?




二階の一番端の部屋は悠里の部屋。
その部屋の金庫は私と悠里にしか開けられないようにしてるのに……。







「母様、あの部屋は悠里の部屋です。
それなのに勝手に入って金庫をあさるなんて……‼︎」




母「だから、悠里って誰なの?

もしかして、あのいなくなった子のこと?

なら、いいのよ。
だってあの子はもう私たちの家の子じゃないんですもの‼︎」






「家の子じゃない⁉︎
どういう事よ!!
悠里を捨てたの⁉︎」





私は母様に掴みかかった。







母「そうよ。
それの何が悪いの?
あの子がこの家の子だと知られれば財閥の恥なの。
あの子にもそう言ったわ。
それで納得したのよ。」









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