俺様社長と強引で甘々な結婚
「社長、先月の売り上げなんですがやっぱり春物が上がってきてますね。今年はシャツが結構いい感じです。後は来月から新規導入したアクセサリーがどんな風に伸びるかですねってどうしたんですか?珍しいですね、明日雨降るかもですよ」
お昼ご飯の鯖味噌と栄養ドリンクでなんとか二日酔いを脱することができた午後二時、先月の売り上げのまとめが上がってきたので社長室に報告に行った。
すると、珍しく机に向かい真剣な表情を浮かべていた社長。
本当にどうしたんだろう。
いや、これが普通なのかもしれないけれど、あまりにも見慣れない社長の姿に動揺を隠しきれなかった。
「ああっ?俺だってたまには仕事もすんだよ」
「良かった。やっぱり社長は社長ですね。仕事なんてするわけないと思っていたんですよ」
「バーカ。これも仕事だっつうの。なんで俺が二位なんだよ。気にいらねえな。ほら見てみろよ。どう考えたってこいつより俺のがイケメンだろが!」
仕事をしているなんて一瞬でも思ったのがバカだった。この人はさっき野々葉ちゃんが話していた雑誌を真剣に読みふけっていただけ。
しかも自分より上の人と自分を比較してブツブツと文句を言っている。二位になれただけでもすごいわ。仕事もせずに。
「こいつ写真写りはまあまあマシだけど実際は腹黒そうだしな。俺のが百万倍カッコいいっておい、理央聞いてんのか?」
「えっ?なんか言いました?私、忙しいので失礼しますね。ちゃんとそれ目を通していてくださいよ!」
お昼ご飯の鯖味噌と栄養ドリンクでなんとか二日酔いを脱することができた午後二時、先月の売り上げのまとめが上がってきたので社長室に報告に行った。
すると、珍しく机に向かい真剣な表情を浮かべていた社長。
本当にどうしたんだろう。
いや、これが普通なのかもしれないけれど、あまりにも見慣れない社長の姿に動揺を隠しきれなかった。
「ああっ?俺だってたまには仕事もすんだよ」
「良かった。やっぱり社長は社長ですね。仕事なんてするわけないと思っていたんですよ」
「バーカ。これも仕事だっつうの。なんで俺が二位なんだよ。気にいらねえな。ほら見てみろよ。どう考えたってこいつより俺のがイケメンだろが!」
仕事をしているなんて一瞬でも思ったのがバカだった。この人はさっき野々葉ちゃんが話していた雑誌を真剣に読みふけっていただけ。
しかも自分より上の人と自分を比較してブツブツと文句を言っている。二位になれただけでもすごいわ。仕事もせずに。
「こいつ写真写りはまあまあマシだけど実際は腹黒そうだしな。俺のが百万倍カッコいいっておい、理央聞いてんのか?」
「えっ?なんか言いました?私、忙しいので失礼しますね。ちゃんとそれ目を通していてくださいよ!」