俺様社長と強引で甘々な結婚
precious love
十二月にもなると風が冷たくて、寒がりの私はなかなかベッドから起きることができない。
昨日も春馬さんに起こしてもらうというダメっぷり。
今年ももう後一ヶ月を切った。
本当に色々あった、一年だったと思う。
まさか、結婚するなんて去年の今頃は夢にも思っていなかったけれど。
「理央、来週、両親が帰ってくることになったから、空けておいてくれ」
「来週ですね。わかりました」
いよいよ、来週春馬さんのご両親に会うことが決まった。恋愛経験の乏しい私は、今まで付き合った彼氏の親に会ったこともない。
それがいきなり、結婚して義理のご両親に会うことになった。
当然、緊張や不安は大きくて、春馬さんがお風呂に入っている間に、誰かに聞いてもらおうと考えた末、経験者であるお姉ちゃんに電話を掛けた。
昨日も春馬さんに起こしてもらうというダメっぷり。
今年ももう後一ヶ月を切った。
本当に色々あった、一年だったと思う。
まさか、結婚するなんて去年の今頃は夢にも思っていなかったけれど。
「理央、来週、両親が帰ってくることになったから、空けておいてくれ」
「来週ですね。わかりました」
いよいよ、来週春馬さんのご両親に会うことが決まった。恋愛経験の乏しい私は、今まで付き合った彼氏の親に会ったこともない。
それがいきなり、結婚して義理のご両親に会うことになった。
当然、緊張や不安は大きくて、春馬さんがお風呂に入っている間に、誰かに聞いてもらおうと考えた末、経験者であるお姉ちゃんに電話を掛けた。