スーパーアイドル拾いました!
「いけ――っ。真!」
応援Tシャツにメガホンを持って、必至になっているのは、柚奈と海斗だ!
接戦の最後、真のサーブだ。エース後衛のピンチだが、真のサーブは見事に、サービスエースを取り勝利となった。
柚奈も海斗も興奮が収まらず、保護者の応援の中、抱き合って喜んだ。
「スゲーよ、真。あのプレッシャーの中で決めるなんてさ! それに、あの流れを変えたスパイクも凄かったよな!」
海斗が興奮して言った。
柚奈は真の活躍にも、海斗が隣で応援してくれいる事も、嬉しくてたまらなかった。
一瞬でも、こんな時間がある事に柚奈は幸せだった。
準決勝は、私立高だ。
レベルも大差があると言われていたが、真の高校は、必至で後を追っていた。
真とチームの必死でボールを追う姿に、柚奈も海斗も涙を流しながら応援した。
相手の強烈なスパイクを、リベロが拾い、セッターに返す。
綺麗に上がったトスを、真は相手のブロックを交わし、ドッシャっと決めた。
ギャラリーからも歓声があがる。
最高に気持ちが良かったであろう……
しかし、フルセットまで行ったものの、僅かな差で負けてしまった。
しかし、県大会二位の成果を残した真の顔は晴れ晴れとしていた。
応援Tシャツにメガホンを持って、必至になっているのは、柚奈と海斗だ!
接戦の最後、真のサーブだ。エース後衛のピンチだが、真のサーブは見事に、サービスエースを取り勝利となった。
柚奈も海斗も興奮が収まらず、保護者の応援の中、抱き合って喜んだ。
「スゲーよ、真。あのプレッシャーの中で決めるなんてさ! それに、あの流れを変えたスパイクも凄かったよな!」
海斗が興奮して言った。
柚奈は真の活躍にも、海斗が隣で応援してくれいる事も、嬉しくてたまらなかった。
一瞬でも、こんな時間がある事に柚奈は幸せだった。
準決勝は、私立高だ。
レベルも大差があると言われていたが、真の高校は、必至で後を追っていた。
真とチームの必死でボールを追う姿に、柚奈も海斗も涙を流しながら応援した。
相手の強烈なスパイクを、リベロが拾い、セッターに返す。
綺麗に上がったトスを、真は相手のブロックを交わし、ドッシャっと決めた。
ギャラリーからも歓声があがる。
最高に気持ちが良かったであろう……
しかし、フルセットまで行ったものの、僅かな差で負けてしまった。
しかし、県大会二位の成果を残した真の顔は晴れ晴れとしていた。