危険なアイツと同居生活【番外編】






真っ赤な顔のあたしに、



「ねぇ、唯ちゃん」



蒼は告げる。




「久しぶりに会って、本当はゆっくりしたいんだけど……

今日はちょっと買い物に行かないといけなくて」



「そうなんだ……」



「良かったら、唯ちゃんもおいで?」





あたしは蒼の甘い言葉に弱い。

そして、蒼と一緒に出かけられるのがすごく嬉しい。

あたしは大きく頷いて蒼に身を寄せる。






久しぶりの大好きな蒼。

優しくて甘くって、胸をきゅんきゅんとくすぐっていく。

あぁ、幸せだな。

こうやって大好きな蒼と過ごせるなんて。



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