危険なアイツと同居生活【番外編】






蒼は頰を染めてあたしを見た。

その、優しいアーモンド型の瞳にやられてしまいそう。

好きだ、本当に大好きだ。





「唯ちゃん……」




蒼は静かにあたしに告げる。




「まずは一人前になれるように頑張るから。

だから、すぐではないけどね……」




あたしは蒼の言葉に頷く。




「でも、絶対に迎えに行くから。

一緒に住んでるけど、ちゃんと迎えに行くから」



「うん……」



「だから……時が来たら……

俺と結婚してください」



「うん!!」



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