危険なアイツと同居生活【番外編】





蒼はやっぱり、太陽のような笑顔をくれる。

その笑顔を見るだけで、頰が自然に緩んでいて。

あたしも満面の笑みを浮かべていたんだ。






「俺のほうこそ、ありがとうね」




蒼は笑顔でそう言ってくれる。




「最後の大学生活だからさ。

唯ちゃんといっぱい思い出を作りたいんだ」



「あたしも!」





あたしも、蒼とたくさん思い出を作りたい。

今しかないこの時間を大切にしたい。


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