危険なアイツと同居生活【番外編】
見つめ合うあたしたち。
やっぱり蒼の顔は整っていて、すごくかっこいい。
美人は三日で飽きるなんて言うけど、蒼には全然飽きない。
そして、甘い視線が絡まって、ゆっくりと唇を近付ける。
身体が熱い。
身体の芯が疼いている。
昼間なのに、蒼を求めて止まない。
「俺、また一つ大人になったね」
心に響く、甘えたようなその声。
蒼はあたしに手を絡ませたまま、そう告げる。
「これからも、唯ちゃんと歳をとっていけたらいいなぁ」
「あたしも。
こうやって、ずっと蒼と一緒にいたい」