危険なアイツと同居生活【番外編】
蒼は再びふっと笑う。
幸せそうな、優しい笑みだった。
そんな笑顔を見て、あたしも笑ってしまう。
「唯ちゃん、これからもよろしくね」
おでこをこつんと合わせて、二人で笑う。
そして、再び口付けを交わす。
さっきより深く、激しく。
そして……
真夏の太陽が降り注ぐ部屋の中、あたしは蒼に愛される。
好きなんて言葉で表せないほど、蒼が好き。
そんな蒼と一緒に歳を重ねていけるのが、すごく幸せ。
あたしこそ、これからもよろしくね。
やっぱり蒼が大好きです。