危険なアイツと同居生活【番外編】





蒼は再びふっと笑う。

幸せそうな、優しい笑みだった。

そんな笑顔を見て、あたしも笑ってしまう。





「唯ちゃん、これからもよろしくね」





おでこをこつんと合わせて、二人で笑う。

そして、再び口付けを交わす。

さっきより深く、激しく。

そして……

真夏の太陽が降り注ぐ部屋の中、あたしは蒼に愛される。







好きなんて言葉で表せないほど、蒼が好き。

そんな蒼と一緒に歳を重ねていけるのが、すごく幸せ。

あたしこそ、これからもよろしくね。

やっぱり蒼が大好きです。



< 81 / 169 >

この作品をシェア

pagetop