TIMELEAP2
でも、ある7歳の誕生日。

『ようし…お父さんが好きな物を買ってやるよ』

おかしなくらい、お父さんが優しかった。

だから此処ぞとばかりにずっとずっと欲しかったものを頼んだ。

『とうかね!今みんなが持ってるゲームがほしいの!』

嬉しかった。

こんなに優しかったことはなかった。

プレゼントと言って渡されるのは決まって、英語の本・本・ドリル・参考書だったから。

でも…




















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