TIMELEAP2
ある、6年生の春。ちょうど去年ごろかもしれない。唐突に。

『いいか?お前は最近だけは成績良かったからなこの近くの美扇女子中等学園を受験しなさい。』

そう言われてやっぱりハイと言った。

そして、見事少しギリギリの合格。

だが。

『ふん。それくらいできて当たり前だ。本当なら東京の学園に入れるのが当たり前だが、お前のレベルはそこまでだな。俺は東京の学園に余裕のトップ合格だったがな。』

そう、文句を言われる始末。

もうーーーーーーー

ウンザリと思った。


















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