TIMELEAP2
「っていう感じです」

「ねぇ、美扇女子中等学園って超お嬢様学校じゃん!」

え…?そこに驚くの!?

「ーーーーそれより、辛かったね」

ポンと頭に手を乗せナデナデするあずまさん。

ドキドキドキとする私。

これはーーーーーーきっと…恋だったりするのかな…!

でも…もう恋なんてしてはダメ。前みたいに辛い目にあうから…。

「でも…辛く…無いです。もっと辛い人いると思うので。」

普通にそう思う。

「どういうこと?」

キョトンとしながら聞いてくる。

「だって、病気、事故とかで生きたくても生きられない人とかいるじゃ無いですか。それよりは…ずっといい方だと思います。」

フッと笑いをこぼすあずまさん。

「あいつに…そっくり」

ーーーーーーあいつって…?

頰がほんのり赤くなったことから〝女性〟のことを考えている気がして止まらない。これは〝女の勘〟っていうのが働いている…気がする。

あずまさんのことだから、美人な人だろうなと想像すると胸が痛む。

やっぱりーーーーー好き…なのかな…?


























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