TIMELEAP2
「桃花!待ったか!?」

突然背後から声がする。

驚いて男2人と私は振り返るとそこには

「あずまさんっ!?」

あずまさんがいた。あずまさんはスーツのままで走って着てくれたのか肩で息をしている。

「おい。てめぇ、なんだよ」

「この子のなんだよ」

男2人は必死にあずまさんを威嚇する。でも、あずまさんは全く効いていない。

当の私はあずまさんの登場で安心し泣きそうになる。

「ーーーーーーーーつってんだろ」

低い声が聞こえる。それはあずまさん。

「あ?」

「その子を話せっつってんだろ」

男たちよりも背が高いあずまさんが言葉を放ち睨みつける。












































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