恋愛不満


並べている間にいつの間にかリフティングが終わり、廉が駆け寄ってくる。



「また、こんなに買ったんかよ」



廉はお菓子を挟んで私の横に座る。



「いらないなら、食べないでくださーい」



「…ゴメンナサイ…」



「はい、廉の」



私は廉にスポーツドリンクを渡した。



「ありがと
てかさ、今日いつもより多くね?」



「うん、今日は廉の副キャプテンおめでとう祝いだからさ」



「そうなん?ありがとう」



廉は少し照れた。

< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop