恋愛不満
並べている間にいつの間にかリフティングが終わり、廉が駆け寄ってくる。
「また、こんなに買ったんかよ」
廉はお菓子を挟んで私の横に座る。
「いらないなら、食べないでくださーい」
「…ゴメンナサイ…」
「はい、廉の」
私は廉にスポーツドリンクを渡した。
「ありがと
てかさ、今日いつもより多くね?」
「うん、今日は廉の副キャプテンおめでとう祝いだからさ」
「そうなん?ありがとう」
廉は少し照れた。