恋愛不満


何だか無性に泣きそうになる。



何か無性に…わからないけど感情が込み上げてくる。



私の廉を見つめている目が涙目になる。



「大丈夫だよ」



廉はそう言って、私を包んでくれた。



私は廉の背中に手を伸ばした。



少し汗くさいけど、とても落ち着く。



廉の匂いだ。



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