ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
「えっ蓮も?」





私は別に構わないけど…


絶対誘ってもめんどくさいって、断るよね。





とりあえず、誘ってみるか。





「じゃー蓮を呼んでくるから、ちょっと待ってて」


「おっけー!」





私は駆け足で蓮の待つ教室へと向かった。





「蓮!」


「あ、なっちゃん」





蓮は私を見つけた途端、パァッと嬉しそうな表情をみせた。





くっ…!

相変わらず、可愛いな…!





蓮のそんな笑顔に少し、胸をキュンキュンさせながら、私は先ほどの話をした。





どうせ、蓮のことだし、断るよね。
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