ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
勇気を振り絞っていったのに!


なんなのよ!蓮のばか!





顔中に熱が集まるのを感じながら、私はやけくそになって叫んだ。





「もう!先生!早くそこを退いてください!」





顔から火が出そうな勢いだった。





蓮の顔など見れるはずもなく、私はぎゅっと目を瞑った。






あ~恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい…





先生ってなによ…そんなプレイが蓮は好きだったなんて…





悲しいような呆れたような、色んな感情を持ち合わせていた。





「あははっなっちゃん顔真っ赤!」


「蓮のせいでしょ!もう満足したでしょ。早く退いて」





そう言って蓮はやっと退いてくれたのだった。


白衣も大人しく脱ぎ始め、元あった場所に戻していた。
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