ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
「蓮ってこういうの好きだったんだね…」





幼なじみとして、私、情けないんだけど…





「好きっていうか、好きな子にやってもらうのなら、何でも好きなんじゃない?」





あーなるほどね。


好きな子がやってくれたら、確かに何でも嬉しいよね。







…ん!?







あれ、今…なんて言いました…?





思わず蓮のほうを二度見してしまっていた。





目をパチパチとさせる私を見て、蓮は再び口を開いた。





「なっちゃんのこと好きだよ?」





蓮はきょとんとした表情を浮かべつつ、あざとく首をコテッと傾げたのだった。





なっ、なによその合わせ技…!

反則でしょっ!!





あまりにも可愛すぎる蓮に、今すぐ抱きしめたい衝動に駆られた。
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