ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
自分の変化についていけずパニックになっていた。





「や、やっぱ私、氷もらってくる!!」





なんとかこの場から逃げようと立ち上がったが、それは蓮によって阻止されてしまった。





蓮は私の腕を掴み、体勢を崩した私を自分の中へすっぽりと収めていた。





「蓮っ!?」





な、なんで、私蓮に抱きしめられてるのっ!?





それにこんな近いと、ドキドキしてるのがバレちゃう…!





「なっちゃん、顔真っ赤」


「み、みないでっ」





見られまいとそっぽを向いた。





「ふふっ」
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