ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
蓮の笑顔を見るだけで、ドキドキとする。





今までこんなことなかったのに。





「なっちゃん~?」





「ひゃっ!な、なに?」





突然、顔を覗きこまれて変な声が出てしまった。





び、びっくりした…


いきなり蓮の顔が近くにあるから…





蓮はそんな私を不思議そうな目で見ていた。





「なんか、いつもと様子違うな~って。それに顔も赤いし」





えっ嘘でしょ?なんで顔赤いの!?





自分の頬を触ってみると、確かに熱を含んでいるようだった。
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