ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
今日の私、絶対おかしいっ!





だって蓮にドキドキしてるもん…っ





蓮は、幼なじみだよ?





そうだよ、幼なじみなんだから!





きっと昨日のこともあって、恥ずかしいんだよね。


だから変にドキドキしちゃうし、胸が苦しくなるんだ。





うんうん、そうだ!きっとそう!





と、私はこの事態に納得がいくように、無理矢理解釈をしていた。





「私なら全然平気だからっ!…って、なに!?」





すると、蓮は突然、自分のおでこを私のおでこへとくっつけてきたのだった。





蓮の顔が数センチ先にある。


吐息がかかる距離に、息をするのを忘れてしまっていた。
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