ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
「ん~…熱はないみたいだね」





ちっ、近い…!近いよ…!





こんなのドキドキしすぎて、心臓おかしくなっちゃうよ…っ!





「れ、蓮…っ、わたし…」





私が尋常じゃないほどのパニックを起こしていると、蓮は淡々とした様子でおでこを離した。





「なっちゃん?」





蓮は顔色一つ変えずに、私を心配そうに見ていた。





「私なら大丈夫だから…!ほら、もう学校つくよ」


「あっ、待ってよ~」





蓮の顔がまともに見れないじゃんっ…!


もうっ蓮のばかっ!
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