ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
突然蓮が一歩歩み寄ってきたかと思うと、気がつけば私は、床に押し倒されていた。





「なっちゃん、好きだよ」





「蓮!?どうしたの…っ」





蓮に両手を上で掴まれてしまっていたため、身動きがとれなかった。





「なっちゃんは…僕のこと嫌い?」





「そんなわけないっ蓮のこと好きだよ…?」





しかし蓮はため息をついたのだった。





「なっちゃんの好きって、どういう好き?」


「え?どういう…」





どういう好き…?





そんなこと今まで一度も考えたことがなかった。
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