ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
戸惑う私に蓮は続けて言う。





「なっちゃん、キスしていい?」


「え…?」





キス…?





思いがけないことに、目を丸くさせた。





「キスしたい」





そう言って蓮は徐々に私へと顔を近づけてきた。





うっ、嘘でしょ…!?





対する私はパニックに陥っていた。





どうして!?


どうして、こんなこと…っ





だめだよっ…


私、蓮にキスなんてされたら…





自分がどうなってしまうか分からなかった。
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