ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
教室についてからもそれは収まることもなく、和葉ちゃんに不思議そうに見られた。





「なずなちゃん?顔、赤いけど大丈夫?」


「だ、大丈夫!」





一応、和葉ちゃんには蓮とのことは報告してある。





和葉ちゃんは私にとって大切な友達だし、隠し事はしたくなかったから。





和葉ちゃんは、おめでとうと言って、すごく喜んでくれた。





やっぱり持つべきものは友だよね、うんうん。





「どうせ、蓮くんでしょ?」





和葉ちゃんはニヤリとした笑みを浮かべていた。





ど、どうしてそれを…!





「ふふっ、それくらい分かるよ」
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