ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
対する私は今にも悲鳴をあげそうなほど、体を震わせていた。





そう、私はホラーが大大大大の苦手なのだ。





ホラー映画や、お化け屋敷など、怖いものは全般的に無理だ。





蓮は私がホラーが苦手なことをよく知っている。





なのに、なのに!

なんでわざわざホラー映画を持ってくるのよ!





「ちょっと蓮!私がホラー苦手なこと知ってて、なんでこれ持ってくるのよ!」





「大丈夫だよ。これそんなに怖くないって言うし、ね?だから見ようよ」





「無理無理絶対やだ!そんなの見たくないよ!」





ホラー映画見たら、お風呂も入れないし、トイレだって行けなくなっちゃうもんっ





私は全力で首を横に振って拒否をした。





しかし、蓮も頑固なとこがあるため、お互い一歩も譲らなかった。
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