ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
し、死ぬかと思った…





やっと解放されたことに、安堵の息を吐いた。





今でも頭の中で怖い映像が流れてるよ…





当分、暗い道歩けないじゃんっ…!





「なっちゃん、そろそろ腕離してもらっていい?」





「え?あっ、ごめんごめん!」





蓮に言われて気づき、私はすぐさま腕を離した。


そういえば、無我夢中で蓮の腕にしがみついてたかも。





「腕、痛かった?ごめんね」


「ううん、平気だよ」





そう言う蓮をみて、一安心した。





「…今度、ホラー映画持ってきたら、一生ご飯作らないからね」
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