ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
「えっ、急になに…」





面と向かってそんなことを言われると、なんか恥ずかしいじゃん。





私は恥ずかしくなって視線を逸らした。





「あっ。もう11時になっちゃうよ?明日も学校あるんだし、そろそろ家戻らないと」





いつの間にこんな時間になってたんだろ。


ほんと、蓮といると時間が過ぎるの早いなぁ。





「そうだね。僕も眠くなってきちゃった」





そう言うと蓮はここで、ウトウトとし始めていた。





「ちょ、蓮?ここで寝ちゃだめだよ」


「うーん…でも眠い…」





蓮の体は左右にフラフラとし始め、頭は完全に下を向いていた。





「あーもうっだめだって!ほら、起きて」
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