ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
今にも寝てしまいそうになる蓮を無理矢理起こす。





「ちゃんと自分の家で寝ないと。明日も学校あるんだよ?」


「…そうだよね。ふぁ~…家戻るよ」





なんとか蓮を説得し、玄関まで見送り、ちゃんと家の中に入ったのを確認してから扉を閉めた。





「ふぅ…やれやれ」





なんとか蓮を家に帰せてよかった。





小学生の頃とかは、お泊りとかよくしてたっけ。


どっちかのベッドで一緒に寝てたのが懐かしいなぁ。





今じゃ流石にしなくなったけど。





明日も学校あるし、さっさとお風呂入って寝ちゃお。





それから一週間、夜中にトイレへ行けなくなってしまったのは言うまでもない。
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