ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
「カメラ部?」





写真を撮ったりするのかな?





なんとなく少し興味が出て、カメラ部の部室へと向かった。





「ここ、だよね」





部室の中を窓の外からこっそりのぞいてみたが、中には誰もいないようだった。





今日は部活動、休みなのかな?

せっかく来たけど、仕方ないか。





そう思い帰ろうとすると、突然後ろから声をかけられた。





「もしかして、部活見学?」


「へ?」





振り返るとそこには、カメラを首からぶら下げた、男の人が立っていた。





「あ、えっと…見学というか…」
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